日記
緑肥の効能
2.肥料の流亡を防ぎ、肥料を節約します
害を与えるセンチュウは、何種類かに分かれますが緑肥の種類を適切に選ぶ事によってこのセンチュウを減らす事ができます。センチュウ被害は一度発生してしまうと根絶は困難なので、発生させないようにする予防が大切です。特に根を食べる野菜(ニンジンやダイコン)そして芋類は、このセンチュウ被害を受けると売り物にならなくなるので、そのコントロールはとても大切です。
Ohana Farmでは、このような理由で緑肥を積極的に使って、省エネルギー・省力化をはかりつつより美味しい野菜の栽培と持続可能な栽培体系維持を図っています。
ちなみに、この緑肥のデメリットですが..
緑肥を栽培する期間が必要なため、畑の利用効率が落ちます。そのため、同じ生産量を維持しようとしたら、緑肥を使わない栽培に比べて農地の面積が必要となる などがあります。

特別栽培農産物表示を始めた理由
Ohana Farmのニンジンは、年明けから特別栽培農産物の表示を行っています。
特別栽培農産物とは、化学肥料と化学合成農薬の使用量が地域慣行基準の半分以下で栽培された農産物です。
この表示にあたっては、有機栽培と違って特に第三者の認証を必要とするものではなく、届出も必要ありません。完全に生産者の自主申告です。
ですが、実際にこの表示を行っている生産者はほとんどいません。感覚的で申し訳ないですが、実態としては直売所や産直コーナーで売られている野菜のかなりの割合がこの基準を満たしているにもかかわらずです。
この背景には、表示をしても販売上のメリットが感じられない、表示や管理のコストが見合わないなどの判断があると思います。それはそれで合理的判断と思います。
しかし、それで本当にいいのでしょうか?
今、世の中を騒がせているアサリの産地偽装の問題。こういった大きな問題はいきなり出てきた訳ではなく、生産。流通サイドと消費者との間にある1つ1つはごく小さなコミュニケーションの不全が元にあったと思うのです。
もちろん、全国を相手にする規模の生産・流通と消費では小さなコミュニケーションの積み重ねだけでは何ともならない部分もありますが、私のように小規模な生産者が何ともならないと同様の考えではいけないと思っています。
日頃から小さな情報の提供があって、その積み重ねで成り立たせるビジネス。これが規模感からしたまっとうなやり方と思って、今回、表示をする事にしました。
ところで、熊本産のアサリ。ほとんどの場合は十把一絡げで熊本産というだけで、まがい物扱いされてしまっていると思いますが、以前よりまっとうな熊本産を扱ってきてコツコツと商売をされてきた生産者はどの様な状況になっているのか、そこは大変心配なところです。
所さん!大変ですよ 肥料が!
昨日、市内にあるコメリへ行きました。コメダじゃないですよ、コメリです。
割とアイテムを絞った小規模な店舗のホームセンターで、農業資材も売ってます。だけど店舗数は多く、ホームセンターのコンビニ的な展開をやっているお店です。
毎年、秋になると大々的に肥料の予約を受け付けています。私のところも予約しておきました。3月に納品されます。
この冬は、大幅な肥料不足が報じられていますので、店長に予約の肥料は大丈夫か尋ねました。
どうやら、予約した分は概ね品物が確保できていて大丈夫なようです。でも..
「高度化成や普通化成(低度化成)、リン酸肥料は、予約分以外はもう入荷の目途が立ちません。最悪年内はダメかもしれません。店頭にあるのが売り切れたら終わりです」
と.. 年内はダメって、今まだ1月ですよ..
さぁ、多くの人の畑仕事が動き出す春以降、一騒ぎありそうです。
「化成肥料がダメなら有機質肥料を使えばいいじゃない?」
しかし有機質肥料は元々供給があまり安定しておらず量も潤沢ではありません。こちらも値上がり間違い無し。今はまだ、そこまで化成肥料の値上がりの影響が及んでないだけ。時期に値上がりします。
こうなってくると、単価が安く肥料をたくさん使う作物を作っている生産者は特にきついですね..トウモロコシ、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリーなど。
※画像はイメージです