日記
今年の作付計画を作っています
地産地消って誰トク??
地産地消って言葉が一般的に使われるようになってだいぶ年数が経っています。でも、何か変わったと感じますか??
身の周りに地域の食材が増えた? 地域の食材をよく食べるようになった?
私はどうも、かけ声はあれど具体的には何も変わってないなと感じています。他に地産地消をうたっている生産者がいたら一度お話ししてみたい部分です。
ところで、地産地消って誰がトクをするのでしょうか?
消費者? いや、直売所や産直コーナーで売っている農産物は良くて、スーパーと同じくらいかやや高い事が多いです。鮮度だって、日本の流通は頑張っているので悪くありません。
生産者? いや、大きな生産者になればなるほど地元で売れる量なんてたかがしれてるし、大した量でないものをチマチマとあちらの店、こちらの店に配達に持ってくのは効率悪い。野菜なんで薄利多売なので大量にドーンと扱ってくれないと割が合わない。
レストランやスーパーは、地元農産物を扱っていたりしたら多少はお客さんを引き寄せる効果はあるかもしれないけど、大した事はない。
そんな訳で、地産地消は相変わらず主役が不在だと思うのです。イメージや感覚では「いいよねー」って誰もが言うと思いますが、現実はなかなか..です。
キツネを見かけました
明けましておめでとうございます
皆さま明けましておめでとうございます。
旧年中は大変御世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の目標ですが大きなものは下のようなものになります。
・さといも善光寺の生産安定性向上
一昨年より栽培している「さといも善光寺」の生産量と品質の安定性向上に向けて引き続き取り組むとともに、種芋を供給する生産者としても一端を担っていきたいと思います。
・落花生の栽培面積の拡大
煎り用落花生の生産量を拡大するほか、新たに茹で用落花生の生産にも取り組んでいきます。
・さつまいもの試験栽培
商品化に向けて、本年もさつまいもの試験栽培を行い、品質向上や収穫後の処理についてその技術習得に努めます。
・収穫物の食味向上への取組み続行
ニンジン、トウモロコシ、エダマメ、里芋の食味向上に向けて緑肥利用方法の深掘りとミネラル肥料施肥の工夫を中心に取り組みます。
「こんな美味しくて食べ物で楽しませてくれる農家が地元にいて良かった」こう地域の皆さんから思われるような生産者を目指して今年も取り組んでいきます。