日記

2021-12-30 08:31:00

ニンジンの洗浄

今、毎日ニンジンを出荷しています。Ohana Farmでは今年からニンジン洗浄機を導入しました。
そう、昨シーズンまではタワシを使って手で洗っていたのです。

これがニンジン洗浄機です。

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一度にコンテナ2つ分ほどのニンジンが洗えます。機械導入前までは2時間以上かけて洗っていたニンジンがものの20分程度で洗えてしまいますから、その効果は絶大です。しかも洗い上がりがずっと綺麗。

しかし、ニンジン洗浄機は実は洗うと言うより実際はニンジンの薄皮をむいてしまっています。なので洗浄機で洗ったニンジンは乾燥しやすく、手で洗ったものに比べたら日持ちは悪くなります。スーパーで売られているニンジンも全部ニンジン洗浄機によるものですので同様です。

直売所など農家が直接、野菜を持ち込む店ではまだ手洗いのものがありますが、機械で洗浄したものに比べてオレンジ色がくすんでいるので一目で分かると思います。一般的には、やはり機械洗浄の見た目が良い物から売れていきますね。

下のURLに洗う様子の動画を載せました。泥付きのニンジンが段々と綺麗になっていく様子がご覧になれると思います。動画は1分程ですが、実際には6,7分程かけて洗浄します。機械の音が大きいので音量にご注意下さい。

 https://fb.watch/acH_JRy6w6/

 

 

 

2021-12-26 08:38:00

有機質肥料と化学肥料

今、出荷中のニンジンが化学肥料区から有機質肥料区に切り替わりました。

見た目で区別つくの? というギモンをお持ちの方にたった1組のサンプルですが画像を載せます。どちらか片方が有機質肥料で育てたものです。もう片方は化学肥料。

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まぁ、ぶっちゃけ1サンプルくらいじゃわかんないです、見ただけでは。

ただ成長過程を観察すると、やはりそこには違いがありました。一般的に言われることですが、化学肥料は速効性、反面、有機質肥料はゆっくりとダラダラと効きます。その違いが成育の過程で現れてきます。とはいえ、これも並べて栽培しないとはっきり分からないですけどね。

 

※左のニンジンが有機質肥料で育てたものです

 

2021-12-24 21:48:00

間もなく特別栽培に切り替わります

現在出荷中のニンジンが、まもなく特別栽培農産物に切り替わります。

特別栽培農産物とは..

「その農産物が生産された地域の慣行的な使用量に比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下、で栽培された農産物」

です。

 

簡単に言うと、農薬、化学肥料(窒素成分)ともに、その使用量を一般的な使用量の半分以下にした農産物ということです。

今まで出荷されていたものは、化学肥料が使われていましたが特別栽培農産物として出荷するものは、化学肥料(窒素成分)の使用量はゼロです。化学肥料不使用。代わりに大豆から作った有機質肥料を使っています。

 

農薬は2回散布していますが、地域の慣行的な使用量(14回)に比べると80%以上減となっています。これは、実は今年について言えば今まで出荷していたものも同じです。Ohana Farmの例年の使用状況と比べるとこれでも例年より使っている方です。過去をみてみますと、ほとんど0回 つまり農薬不使用でしたので。

 

今までもこの特別栽培農産物に該当する野菜はたびたび出荷していましたが、明記するなどしてPRする事はしてきませんでした。しかし、知って頂く事も必要と考え、できる限りお知らせするようにしていく事にしました。

該当するにんじんには、下の画像のようなシールが貼付してあります。QRコードを読み込んで頂くと使用した農薬の詳細も分かるようになっています。

特別栽培.jpg

 

※シールのこの表示は農林水産省が定めた「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に基づいて行っています。

~特別栽培農産物に係る表示ガイドライン~
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/tokusai_a.html

2021-12-23 08:24:00

緑肥を使う理由

Ohana Farmでは、緑肥をたくさん栽培しています。緑肥とは、畑にすき込む目的で栽培する作物の事です。

具体的には、イネ科のソルガム、麦類、アブラナ科のキカラシ、マメ科のセスバニアなどがあります。最近は見かけないですが春先の田んぼにレンゲの花が一面に咲いているのを覚えている方もいらっしゃるでしょう。あれもそのまますき込んでしまいますので緑肥です。

 

緑肥を栽培する最大の目的は、土への有機物の補給です。これによって、土が軟らかくなって水はけが良くなり野菜がよくできるようになります。他にも色々な効果がありますが、今日はまずこれだけをお伝えしたいと思います。



一般的には、畑への有機物の補給手段としては堆肥の施用が第一選択となります。稲わら、動物の排泄物、落ち葉や樹皮、キノコ栽培で使った培地などなど、様々な材料から作られた堆肥が畑に施用されます。施用量は通常、最低でも10アールあたり2トンが必要と言われています。

Ohana Farmでは260アールの畑がありますので、最低でも全部で52トンの堆肥を撒く計算になります。52トンの堆肥..さすがに軽トラに積んでスコップ一丁で撒くレベルではありませんよね。マニュアスプレッダという機械が必要になります(動画)



ご覧の通り、かなり大がかりな機械です、もちろん小型のものもありますが。
その他、この機械に堆肥を積むための重機や大量の堆肥を置く場所も確保せねばなりません。そして何より、圃場整備が進んでいない当地ではこんな大きな機械が通れる道はさほど多くありません。道幅が狭いので曲がれないのです。

 

こうして色々検討していくと、この地域では堆肥の施用はあまり現実的ではない事が分かります。かといって有機物を施用しない訳にはいきません。残る手段は1つ緑肥の利用です。もともとはこのように積極的に活用しようという意思から始まった緑肥栽培ではありませんでしたが、始めてみるとその可能性に気がつかされました。その部分については、またおいおいと..

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手前が緑肥として栽培しているスーダングラス。奥の一段高い畑ではトウモロコシを栽培中

2021-12-22 08:27:00

12月22日 本日も出荷しています

12月22日 本日も出荷しています。アグリながぬまとうえまつ農産物直売所には、にんじんとさといも善光寺。
綿半須坂店・稲里店、西友西尾張部店にはにんじんです。

売り場に居合わせた他の生産者から尋ねられました 「作ったにんじんが全部割れるんだけど..」
にんじんで一番多く聞かれる質問です。ヒビが入るなんてもんじゃなく、芯まで見えるぐらいガバーッと大きく口が開いて割れてしまう状態とのことです。

原因は本葉8枚くらいまでの生育期間の土の過乾燥です。この時期はまだ暑いですから晴天が続くと土が乾きすぎてしまいます。対策としては実にありきたりな事しかありません。水持ちの良い土作りに努める、乾燥してきたら水をやる この2つです。

にんじんの形は正常なんだけど、ヒビが入って割れ目ができてしまう場合は、とり遅れや畑の水分過剰などでパッツンパッツンになっていて、抜き取る時の衝撃でパリッと割れる事が考えられます。

タキイ種苗のニンジン栽培マニュアルがとてもよく出来ているのでにんじん栽培がうまく行かない方はどうぞ参考にしてみてください。ページ中程の「成育」の項にある図が、栽培管理にとても参考になると思います。こんな情報が誰でも無料で手に入るって素晴らしい。

~タキイのニンジン栽培マニュアル~
https://www.takii.co.jp/tsk/manual/ninjin.html

 

 

 

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